2018年11月13日。

ケアンズにある格安ホテル、Cairns Southside Internationalの宿泊記です。
バックパッカー宿、一歩手前のホテルです。

エクスペディアで安い料金から見て行くと、最初はず～っとバックパッカー宿が続き、そのうちやっとホテルらしきものが出てきて、このホテルが大体そのあたりで見つかります。

Googleの写真。

ブルースハイウェイという大きな通りに面していまして、車での移動には便利です。またバス停も目の前にありますので、バスを使い倒せば十分街までの移動は問題ないでしょう。（ただやっぱりレンタカー利用を想定するべきかなと思いますが）

また、徒歩でも7,8分で、近くの割と大きなショッピングモールに行くことができます。
ケアンズ空港も車で15分くらいです。

エクスペディアやグーグルで安ホテルを探していると、「なんだ、割とちゃんとしているかも？！」と思うこともあると思います。ただ実際行ってみると、え、違うぞ！？と思うことはしょっちゅうです。これまでも多くの「え、違うぞ？！」を体験しました。

今回、エクスペディアで、5千円台でした。

ベッドルームです。
部屋はせまくはありません。

まあ、寝るだけの分では問題ないかと思われるかもしれません。
結論から先に言うと、確かに寝るだけであればそんな不都合はありませんでした。

ベッドのマットレスは大分柔らかめ、ところどころ凹凸を感じましたが、不眠になるほどではありませんでした。一応、清潔ではありましたし（シーツは）。

冷蔵庫は最初から何も入ってないので、自分で買ってきたものを入れておくという感じです。

湯沸かしポットもありました。
ティー、インスタントコーヒーも。
電子レンジもあったのは意外でしたね。

一応、アイロン使いましたが、アイロン台はデコボコ。
シャツとかピシッとアイロンするのはちょっと厳しいかも。

バスルーム。
必要なものはそろっていました。
タオル類もハンドタオル、バスタオル、バスマットの3種類。
石鹸、シャンプー、ボディーソープと。

このシャワーヘッド、とても陳腐で安っぽいのですが、一応、お湯は出ました（笑）
ただあまりの安っぽさに「折れるんじゃないか」とちょっと不安でしたね。

清掃のスタッフさんは、廊下から聞きなれない言葉が聞こえてきたので、興味がてら聞いてみたら”ラオス”の人たちでした。大体どこのホテルでも清掃スタッフさんはアジアの国から来た人たちなんですけどね。

部屋は暗く、窓の外はこんな感じ。
2階のちょうどフロントがある上の部屋です。ホテル看板の向こうがハイウェイなので、朝はちょっと車の音がよく聞こえます。

隣の部屋のベランダ（？）も見えるのであまり窓越しに立つことはしませんでした。

毎日、部屋も共用部も掃除しているみたいですが、その共用部の廊下とか階段とか、とても汚かったです。汚れ、シミ、すごかったですね。もうあれは剥がして新しいのを貼らないと解決しないでしょう。

駐車場は建物裏にあります。表玄関から入って右手に裏に回れる車道があります。
停まっている車を見ると２，３台、工事関係者と思われるピックアップトラックがありました。

道路や公共の工事があるといろんな場所から工事関係者が集まります。遠くの町から来た人たちはこうやって安ホテルに1週間とか2週間とか泊まりながらその町の工事の仕事をするのです。そういう人たちに安く抑えるのにちょうどいい値段のホテルなでしょう。

イメージとしては、アルコールが入ると騒がしいし、ホテルの部屋だろうが音楽ガンガンかけたりみたいな感じですが、私の滞在中は全く静かだったので良かったです。

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さて、こういうホテルに泊まる意義、というか、必要性について考えてみました。
安さでは抜群ですね。もはやバックパッカーの部類に近いです。それでいてプライベート個室、バストイレも専用です。そこだけですね。それ以外はもう何もないと言っていいです。

値段とその「プライベート」の部分、それ以外は全く無視、というか考えない。割り切る。であればここを選ぶ意義はあるでしょう。

ただ、やっぱり観光で来る方にはお勧めできません。ホテルに入るとまず汚さに滅入りますので。「一体、どんな部屋なのか？」と不安を掻き立てられます。部屋は思ったほど悪くはないのですが、遠く海外から楽しい思いするために来たのに、ホテルに帰る度、気分を一時でも落ち込ませたくはないです。

もう、仕事ONLYで来て、本当にバジェットギリギリ、とにかく安く、でもバックパッカーだけはご免。という方は、ここも選択の余地はあるのではないでしょうか。